User
「」しあき
Hitokoto
「」しあき さんのひとこと
元祖と違って、ひたすら環境が劣悪な人体で一生懸命はたらく細胞たちの物語。タバコ漬けエナドリ漬け、果ては自殺や抗がん剤による無差別爆撃。母体がどれだけ人生を儚んでいても、細胞たちは懸命に体を生かそうと努力する。人生に疲れた人にはぜひ読んで欲しい作品。
好奇心が旺盛で何でも知りたがる主人公、石平紀一の図書館でのアルバイトを通じて、図書館のお仕事やそれにまつわるあれやこれやを紹介していく漫画。図書館のお仕事って大変なんだなぁ、図書館の人ありがとう、と(図書館をよく使う人には)思わせつつ、登場人物の老若男女がちょっとずつ成長したり、いい方向に進んでいく様子を見せてくれる。ごく一部のキャラを除いて…!
俗にいう漫画版パトレイバー。東京湾埋め立て計画バビロンプロジェクトの影響で作業用人型重機レイバーが普及した20世紀末の東京を舞台に、警視庁に配備された警察用レイバー、通称パトレイバー部隊の活躍を描く。設定上スマホなどはないが、それでも21世紀の今読んでも面白い名作。同名のアニメ作品とは姉妹作で、どっちが原作とかではないことに注意。
誰もが使える「魔力」を持たない無能扱いの主人公が、誰も起動できなかった先史文明の残したロボットに乗り込んで戦うファンタジーロボットアクション。魔力といっても「石英」と呼ばれる資源を作動させる力で火の玉を出したりとかはできず、ロボットを動かして銃を撃つには魔力と技能が必要、という世界観。圧倒的なパワーを持ちつつも無敵ではない主役機デルフィングの活躍とアクションが素晴らしい。
買う前の予想よりはるかに少年漫画している展開の短編が収録されていてびっくりするやつ。プロトタイプ無惨様が珠世さんたちと一緒に渋々外国から来た吸血鬼を退治する短編も収録されていて、鬼滅版の無惨様を知ってると変な笑いが出てきてしまうのに注意。
あんまり何十巻も続くと手に取ってくれる人が減っちゃうよね、という理由でタイトルを仕切り直した『血界戦線』無印の続編。雰囲気は全く同じ。前作未読でも雰囲気で理解はできるけど、読んでた方が確実に楽しい。
異界と入り混じる都市と化してしまったニューヨークを舞台に、秘密結社ライブラが無辜の人々を脅威から守るために戦うバトルアクション。戦闘力皆無の主人公レオナルドも『神々の義眼』で様々なものが見えるので無力ではない。オムニバス形式で様々な小気味よいストーリーがテンポよく読める。たまに切ない。
ヴァイキングの小柄な少年戦士トルフィンが血みどろの戦いに身を投じる少年期編と、一大転機を経て新天地ヴィンランド(アメリカ大陸)を目指す青年編に分かれる。途中のストーリーや迫力ある戦闘シーンは素晴らしいが、他の入植者たちが何もかも失っていく中でトルフィンとその家族だけは守られる最終盤の展開は、力の否定というテーマを描写することの難しさを感じさせる。
『ダイの大冒険』の前日譚。アバンが勇者として成長し、魔王ハドラーを打倒し、そしてその後の話まで続いていく。『ダイの大冒険』を読んでいることを前提にしている部分もあるが、未読でも正統派の魔王討伐譚として読むことができる。というか、こっちを先に読んでからダイの方に行くと色々つらい展開が多い…
仮面ライダーWの続編を漫画でやる話。新フォームや新技、実写では描写しにくいであろう形態のドーパントなども多数登場し、照井も死ぬ(死なない)。Wが好きだったなら読んで損はない。
時代はΖガンダムと同時期、主人公のエドガーはテストパイロットとして開発中のガンダムMk-IIに乗るものの、先輩パイロットの操る対戦相手の初代ガンダムに負けっぱなし。表紙になっているハーフゼータと併せて、半端もののモビルスーツに乗った男たちの戦いを描く。おまけとしてクロスボーン・ガンダムに出てきたウモン爺さんの若い頃の短編もあり。
サブキャラがメインの短編集。十分面白いが、スカルハートやX-11に比べると主人公勢の出番が少ないので、そっちを重視したい人にはややおすすめ度が下がる。
概要はあらすじに書いてあるとして、カーティス(トビア)のX-11と薄紅姫の操るX-12、木星の再現した二機のクロスボーン・ガンダムの競演、そしてすっかり熟年で熟練の戦士となったトビアの活躍が見どころ。海老川兼武デザインの機体も登場する。
新たな主人公アッシュと新主人公機アンカーを迎えて始まる、クロスボーン・ガンダム第三部。異様で不気味なラスボスは長谷川漫画の十八番といったところだが、終盤は一転して人命救助のための一大作戦の様子で占められる。技術退行の設定はありつつも、何だかんだでミノフスキードライブ搭載機が量産されるので割と地球連邦がんばってる感がある。
鋼鉄の7人から17年後、機動戦士Vガンダムの時代に本編の裏で起きていた戦いを描く。ギロチン処刑台を前にした新主人公機ファントムの起動シーンは圧巻。最終決戦まで多様なアイデアで飽きることなく物語を魅せてくれる。
木星から地球に対する、コロニーレーザーによる超々長距離の直接攻撃が行われようとしていた。これを防ぐため、時間も戦力もあまりに足りない状態で、7人のパイロットたちははるか遠くの木星まで決死の出撃をかける。クロスボーン・ガンダムの最期を飾るのに相応しい壮絶なラストバトルと、主人公トビアの最後の選択が美しい。
無印クロスボーン・ガンダムの続編、鋼鉄の七人の前日譚にあたる短編集。キンケドゥからX1を受け継いだトビアのその後の活躍を描く。こんなド派手に登場したのに後日談では雑魚に成り下がっているアマクサに悲しき未来…
試練に次ぐ試練のストーリー、そしてギミック満載のクロスボーン・ガンダムのバトル描写が面白い。試し読みだと範囲が狭すぎていまいち魅力が伝わらないのが難点だけど、ガンダムミリしらでもまぁ大丈夫。絵柄の荒さに惑わされずに読んでみて欲しいロボット活劇戦記。
見た目は取り立てて特徴のない男子高校生である主人公が、様々な乗り物を乗りこなしては難事件を解決する。バイク、自動車、大型重機、戦闘機、潜水艇……およそエンジンやモーターのついている乗り物で思いつくものは大体出てきて、事件が解決したら(とても労力に見合わない)一万円ぽっちの手当を支給されるところまでがお約束。
金に弱い女子高生があの手この手で霊感詐欺を働いて、何だかんだで事態をいい感じに収めてしまう除霊コメディ。◆この男の目的は…!?
アルスラーン王子の戦いを描く戦記長編。集団戦の描写も多く武将の無双や一騎打ちなど戦闘面での読みごたえは抜群。暗黒魔術みたいな力を使う勢力やマジモンの怪物が出てくるので、そういうのが無い世界観だと思って読むとちょっと驚くかも。
北条早雲(伊勢新九郎盛時)の人生を描く物語。政治劇や領地経営の悲喜こもごもなども絡めて、当時のことを多少なりともわかった気にさせてくれる。史実が元なので外連味のあるド派手なストーリー展開はないが、それでも面白い。
トリガーと呼ばれる武装を駆使する若者たちが異世界からの侵略を迎え撃つ、やや部活感覚のある近未来戦記アクション。展開がやたら遅いけどそれでも面白いのが悔しい。ジャンプのアプリでよく9巻くらいまで無料試し読みやってるので、気になる人はそっちを読んでからでもいいと思う。
魔王軍が人類に敗れた後の世界で、医者を始めた獣王ガロンと中堅冒険者ティナがダンジョンを巡り、怪我や病に苦しむ(そのせいで暴れる)モンスターたちを半ば腕づくで治療していく話。治療される患者側であるモンスターたちの心情を通して、過去の戦いの真相が明らかになっていく。
主人公がすごい勢いで邪魔者を殺していくので引きますが、ロザリアなりの行動原理はしっかり描写されているので辛うじて不快感はないといった感じ。いや…たまに本当に無辜の被害者が出るからそうでもないか…? お色気要素もあるはずなんですがあんまり嬉しくないのはなぜでしょうな…
文明が崩壊した?じゃあ作り直してやるよ!!という作品。現代文明がどれだけ地味で地道な基礎知識と基礎技術の上に成り立っているかの一端を理解した気になれる名作。
絶対にタイトルで損してるんだけどまぁ他に思い浮かばないしな…という作品。恋に落ちていく主人公が文句なしにかわいい。途中で主人公が男性化(元に戻ったのではなく)する展開が少し長めに挟まるので、そこだけ注意。
一応変身ヒーローものではあるがやたらクセが強い。強化外骨格はカッコイイし、主人公も好感の持てる性格をしているが、肉片や内臓の飛び散るグロさが人に勧めづらい。でも好き。
ドラゴンに食われた妹の遺体を回収して蘇生させるためにモンスターを狩って料理しながらダンジョンを進む冒険者たちの物語。ゲーム的な要素をうまくリアリティのある設定に落とし込む解釈と、物語への絡め方が秀逸。
古代ギリシャの裕福な家の子供だったエウメネスの栄達と不幸の入り混じった人生を描く物語。なんか序盤はどっかで見たことのあるコマがいっぱいあって真面目に読めない…