Book Detail
脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る
Synopsis
あらすじ
うつ・統合失調症・植物状態の患者の脳が明かす、心と意識の秘密とは―― 「意識を脳の中に“見つける"ことはできるだろうか?」「自己の感覚や経験は、脳の神経活動とどう関係しているのか?」 精神科医であり神経科学者でもある著者は、意識のもどらない患者や自己の感覚が変質してしまった患者の脳に見られる異常を 詳細に解析することによって、こうした疑問に答えようとしている。 その結果、何もしていなときの脳神経活動「安静時脳活動」が世界(環境)と相互作用することによって 意識や自己の感覚が生まれる可能性が見出された。 神経哲学のトップランナーが豊富な症例研究をもとに提示する、心と脳の謎への新たなアプローチ。 :::::本書目次::::: ※弊社HPにて本書序章を立ち読みいただけます。 序章 第1章 意識の喪失――心の背後に存在する脳を探究するにはどうすればよいのか? 第2章 意識――神経活動と心の変換メカニズムとは何か? 第3章 自己――この家には誰もいないのか? 第4章 抑うつと心脳問題――精神疾患は、実のところ心の障害ではなく安静状態の障害なのか? 第5章 世界を感じる――私たちは「世界‐脳」関係をいかに経験しているのか? 第6章 統合失調症における「世界‐脳」関係の崩壊――「世界‐脳」関係が崩壊すると何が起こるのか? 第7章 アイデンティティと時間――「世界‐脳」関係はいかに構築されるのか? :::::本書への賛辞::::: 「哲学者であり、臨床医、神経科学者でもあるという類いまれなる経歴をもつ著者は、 専門的かつユニークな視座から自己やアイデンティティ、意識の問題に切り込み、 ある種の疾患や障害が心や脳、存在や時間といった古くからある疑問の解明にいかに有用であるかを示した」 トッド・ファインバーグ(マウントサイナイ医科大学教授) 「心と脳のハードプロブレムへの、かつてない興味深い視点」 ヤーク・パンクセップ(ワシントン州立大学)
Hitokoto
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