Book Detail

直子の井戸を探して〜フィールドワーク・村上春樹

浦澄彬

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Synopsis

あらすじ

『ノルウェイの森』の冒頭に、直子とワタナベがサナトリウムの近くの山の草原で語り合う場面があり、そこで直子は「井戸」の話をする。人の心の中にある「井戸」である。その井戸は、さかのぼれば『1973年のピンボール』の中で直子が語った井戸であり、また後に『ねじまき鳥クロニクル』で主人公が下りていく井戸でもある。これらの「井戸」は、日常から異界へとつながる接点であり、人の心の意識から無意識への接点でもある。村上春樹の作品舞台には、こういう「井戸」が隠されている場所がいくつかある。その土地をフィールドワークすることで、村上春樹の作品世界を読み解こうと試みたのがこの本である。

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