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御用学者・新井白石

川村一彦

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Synopsis

あらすじ

新井白石(1657~1725)近世日本を代表する儒学者、政治家。白石は号で、名は君美。日本の儒学者としてはまれな例として本格的幕政の中枢に関り、自ら思想信念をもって現実政治にあたった。江戸生まれ、浪人生活を経て1686年(貞享3)藤原惺窩の門人だった木下順庵に入門、室鳩巣とともに順庵門の双璧をなした。1693年(元禄6)に順庵の推薦によって、甲府徳川家を継いだ徳川綱豊の侍講となり、綱豊が6代将軍家宣となってからは、その信任を得て幕政の改革に努め、7代将軍家継に時代に及んだ。一連の改革政治は一般に「正徳の治」といわれ、儒教的な理想主義の性格の強いとされる。1716年(享保元)8代将軍の吉宗の代に至り政治上の地位を失った。白石は朱子学を学びながらも、古典への注解といった世界には関心を持たず、その他の分野について幅広い業績を残した。「読史余論」や「古史通」「古史通或問」といった歴史書は、いずれも直接・間接に、日本史を貫く政権の変動、徳川武家政権の成立の正統性・必然性を弁証することを主題とし、その明晰な理論とダイナミックな構想力で、日本史学史の一つの頂点をなした6代将軍家宣の信任の下に幕政の改革に着手し、ついで幼い将軍家継を補佐した時代がきびきびとした和文によって描かれ、文学的にも高い評価を得ている。また、綱豊の侍講となった1693年(元禄6)から没する3年前の1716年(享保元)まで書き継がれた「公退録」などは「新井白石日記」として知られている。

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