Book Detail

シーボルト事件

川村一彦

BookWalkerページ 検索へ

Synopsis

あらすじ

シーボルト事件。江戸時代後期蘭学者弾圧事件。ドイツ人P・F・シーボルトは滞在中幕府の保護を受け多くの日本人に医学、自然科学を教授し、研究資料を収集していたが、天文方高橋景保と普請役間宮林蔵に送った手紙と贈り物が露見。以後警戒され、1828年(文正1)帰国の際、所持品から国外持ち出し禁制の日本地図(伊能忠敬)「大日本沿岸興地全図」除荷が発見されたことで、シーボルト禁制品提出の上出島軟禁、地図を渡した景保は逮捕された。捜査は景保の家族、部下から通詞、シーボルト門人等に及び、多くの物品が押収された。シーボルトへの尋問は再三にわたり、結局「以来国申付」と長崎奉行で国外追放が宣告された(1829年9月)日本退去(同年2月)。葵の紋服を贈った土生玄碩は改易が下され、江戸と長崎で約50人が処分を受けて(1830年3月)一件落着。事件の密告者に間宮林道説、景保門下生説があるが、シーボルトが押収前に写し取った地図を持ち出して出版、間宮海峡の名を世界に知らしめた。この事件は幕府の許容範囲を超えた国際学術や交際への厳しい一撃で、蘭学者の言動を一時期委縮させた。

Hitokoto

みんなのひとこと

まだひとことはありません。

Likes

そうだねしているユーザー

0 人表示

まだそうだねしているユーザーは見つかっていません。

Recommendation

この作品をそうだねしたユーザーは以下の作品をそうだねしています

一致 0 人

まだおすすめを出せるだけのそうだねがありません。