Book Detail
マドリッドの春の雨
Synopsis
あらすじ
不意に湧き上がり体を貫く思い…文学の香り高い7篇 春、娘が高校を卒業したので、母親と娘はスペイン旅行をした。母親と娘が起きてから眠るまで、片ときも離れず一緒にいるのは娘が生まれてから初めて。母親は仕事と恋愛にかまけて暮して来た。娘に初潮が訪れた時を母親は知らない。雨にふりこめられたマドリッドのホテルで、母親ははじめて娘の裸身を見た。弱々しいなりに描いている下腹部のカーブの果てに、太い陰毛が密生して萌えたつように盛り上っている。母親は息を呑んだ。未熟な娘の身体の中でそこだけが燃えていた。娘は未来に向って輝いていた。母親は老いを感じた。表題作ほか「梅が散る」「ひちふく」「電話の中の皿の音」「生き残りの記」「訪ねてきた男」「靴」。“性”をテーマにした短編集。
Hitokoto
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