Book Detail

名人長二

三遊亭円朝

著者三遊亭円朝
レーベル青空文庫
発売日未設定
タグ未設定
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Synopsis

あらすじ

[作品について]長二は、指物師で名人といわれるほどの腕前。酒も博打も嫌いで、儲けた金は正直な貧乏人に分け与えるといういたって気の優しい人柄。弟弟子の兼松を連れて湯河原へ湯治に行った長二は、自分の背中にある傷が、実は、自分を捨てた親が竹藪に放り投げた時に出来たということを、宿の手伝いに来た婆さんから教えられ驚く。今まで親と思っていた人たちは、この湯河原で半死半生の赤ん坊だった長二を温泉につけて助けてくれた恩人であったのだ。その長二に実の親がからんで事件へと繋がっていく。 春陽堂版「圓朝全集」の編纂に当たった鈴木行三氏によれば、 「名人長二は、「名人競(くらべ)」の中の一篇として作られたもので、モウパッサンの親殺しの翻案だと云われていること、「蝦夷訛」と同じく口演ではなく、自ら筆を採って著述したものであることなど特に注意すべき点であります。初めは中央新聞に連載せられ、明治二十八年単行本として公にせられましたが、翌年博文館で再版されて居ります」 と言う。 モーパッサンの「親殺し」は裁判での陳述を中心にした短編。主人公の設定は長二と同じ指物師。違う点は、こちらの主人公は子供の時から親に捨てられたことは知っていたこと。また、「名人長二」では、長二は親殺しに当たらないという判決がでるが、「親殺し」では、読者に「さてみなさんはこの男をどう裁きますか」と問いかけて終わっている。(小林繁雄)[文字遣い種別]新字新仮名

Hitokoto

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