あの夏に捧ぐ逢いことば
あらすじ
『星が果てても君は鳴れ』著者が紡ぐ、ひと夏の逃避行。 「わたしを連れてってくれませんか。誰もいない、どこか遠くへ」 何かを「願う」ことにトラウマを抱える修也へそう願ったのは、緑色に輝いて、人気youtuberでーーそして、AIの少女・愛岳ユウ。 「逃げ出してきた」と言う彼女に押される形で始まった、夏の逃避行。仄甘い共犯者と駆け抜ける夏は、全てがどうでも良くなるくらい、美しくて。その日々が、修也の心の傷を優しく縫い合わせていく。 しかしある時、ユウが修也の元を訪れた本当の目的を知りーー 「それでも僕は、ユウと一緒にいたいよ」 だから、このことばを捧ぐ たった一ヶ月しかなかった、間違いだらけのあの夏に。
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