当て馬側妃は早く引退して余生を謳歌したい ハッピーエンドは自分の手で掴み取ります!
控えめに言っても屑な第一王子のせいで、《当て馬側妃》として王家に召し上げられた私。 災害で領地運営が火の車でなければ、当て馬役で命を狙われる王宮暮らしなんか願い下げなのに。 楽観的で心身ともにたくましい伯爵令嬢レイチェルはしばしば、侵入者に襲われ、命の危機をかいくぐり、 そ...
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控えめに言っても屑な第一王子のせいで、《当て馬側妃》として王家に召し上げられた私。 災害で領地運営が火の車でなければ、当て馬役で命を狙われる王宮暮らしなんか願い下げなのに。 楽観的で心身ともにたくましい伯爵令嬢レイチェルはしばしば、侵入者に襲われ、命の危機をかいくぐり、 そ...
ごきげんよう、悪役令嬢イリス・カメ―リエです。このたび乙女ゲーの悪役令嬢に転生しましたが……。 ヒロインの妨害!? 体力的に無理! 原作並みのしぶとさ、持ってません! 不治の病を患って吐血の日々です。 魔力量が過剰な『天使病』に罹り、吐血系病弱(元)悪役令嬢となったわたくし...
姉の身代わりとして、将来を嘱望された軍人キリアン中佐に嫁いだ貴族令嬢テオドラ。 しかし夫は結婚式の翌日には出征、交わした言葉はほんのわずか。やがて戦地から届いた手紙には―― 「芋の保存方法を教えてくれ」「干し肉の塩加減がわからない」「骨が多くて食べにくい魚をどうしよう」 ひ...
白い結婚――そう呼ばれる関係だとしても、私は夫に愛されている。 聖女付き聖騎士である夫・レオンハルトは「任期中、妻との性交を禁ずる」という聖女の発令を忠実に守り、 私に触れることすらしない。 周囲はそんな私を「哀れな形だけの妻」と嘲る。 3年の任期が終わる日。 聖女に離婚を...
鐘が六つ鳴ったら定時で帰る――それが前世で過労死した女書記官マリエッタが唯一自らに課したルール。 宮廷書記局で五年間働き、提出した改善案は、その数、二百四十七件。 けれども、その功績者としての名前は、上司によって奪われた。 異世界でも続く不条理を変えたのは、手続きを無視した...
断罪される未来を知った母は、誰にも告げず、幼い息子の手を取った。 ここは乙女ゲームの世界。 彼女はヒロインでも、悪役令嬢でもない。 ただ物語の都合で切り捨てられる「母」だった。 シナリオの通りの未来であれば、母は息子とともには夫の悪事の巻き添えで断罪されてしまう……! 我が...
父王に溺愛されている第三王子カインと、その婚約者、公爵令嬢ユーリア。 幼い頃に交わした約束も空しく、彼から婚約解消の言葉が告げられる。 もう、在りし日を象る「宝石の庭」に、二人で戻ることはできないのだと知った。 ――あなたが私を過去にするのなら――私もあなたを過去にしましょ...
夫から、離縁を告げられました。何やら添い遂げたい相手ができたとか。 どうやら私、妻ではなかったようです――出ていけと言われたので素直に出ていこうと思います! 白い結婚を強いられ、妻でなく召使い扱いをされてきた私、アレキサンドライトは、 平民街の喫茶店の二階で、刺繍を生活の糧...
皆さま、こんにちは。エルシャ、グリーンウッド六歳。屋根裏部屋在住のドアマット幼女です。 なんかもう、ギリギリだったある夜、夢の境界線で“走馬灯”らしきものが回りました。 見えたのは進んだ文明の世界で、のびのびと暮らす女性の記憶と『陽だまりのエルシャ』という一冊の児童小説。 ...
俺が恋をするなんて、思ってもみなかった。 帝国騎士団の銃騎士として活躍しているルシアン。彼には人に知られたくない弱点があった。それは、「魔力酔い」。 深く体を触れ合わせるほどに混ざり合う互いの魔力。相性が悪ければ魔力酔いを起こし、吐き気と眩暈に襲われる。 理想の相手を求めて...
私の婚約者と王女殿下の恋物語の噂が耳に入ってきた。 だから私、ランタナは、噂を信じるでも避けるでもなく、本人に確かめることにした。静かに、そして誠実に。 私はクレマチス・アルベルトを信じている。この方は私に居場所をくれる人だと。 噂が独り歩きする貴族社会の中で、二人は疑念に...
「男はそのまま首を刎ねる、女なら辱めて娼館に落とす」敵軍司令官アルフレッドの冷酷な宣言。 降伏した女司令官ジル・オーガスタは、覚悟を固めたが……そこからまったくこの男、動かない。 なんで●辱するって言ってんのに、お姫様抱っこなんだ。 なんで●辱するって言ってんのに、お風呂と...
死の直前、伯爵夫人ジェーンが夢見たものは――ひとり娘アンジェがドアマットヒロインと化した未来だった。 一歳にもならないこの子を置いて逝くわけにはいかない! 暴走する、儚げな美貌の伯爵夫人に力を貸してくれたのは、夫の秘書を名乗る青年ヴィクター。 夫のエゼルを××してでも、娘の...
深夜3時の厨房にて――私ミシャと皇太子補佐エルドラド様の秘密の逢瀬が始まる。 と言っても、前世の記憶で再現した背徳グルメをこっそり二人で楽しむだけだけど……。 地味にモブ転生した私の「まかないごはん」に、なぜか夢中になってくれる貴族男子たち――。 美貌のエルドラド様から始ま...
悪女エスメラルダが前世を思い出したのは、断罪追放として蛮族へと嫁に出された馬車の中。 しかも、くっきりはっきり聖女様を陰湿にいじめ抜いた記憶もある! そう、私は完全敗北悪役令嬢! でも大丈夫、きっと蛮族の地で逆転するもの……と思っていたら、夫はずっと年上だし、第八夫人だし、...
「アガシャはけっこんしないのか?」五歳の殿下からの無邪気な問いに困る私。 尊く可愛い殿下と公爵令嬢に、婚約破棄と家から勘当されたことをどう伝えればよいのやら。 「よし、アガシャのけっこんのため、いろんな男をしょーかいしよう」恐ろしいことになった。 そして、連れてこられたのは...
「ローゼマリー。婚約を解消してほしい」へンリック第一王子からそう言い渡された公爵令嬢。 表向きは子爵令嬢エルヴィラを愛してしまったからという理由だが、その裏には実の姉への醜い執着心が……。 不実で愚かな第一王子は知らなかった、政略結婚の駒にだって、感情があることを。企みがあ...
男爵令嬢オリヴィア・ラスボスは転生者である。そして膨大な魔力を持つラスボスである。 父の死をきっかけに、筆頭公爵家の第二夫人になったオリヴィアを待っていたのは可愛い双子たち。 愛らしい兄妹をはじめ、公爵家から大事に大事に可愛がられる白い結婚&オタク生活! 魔法で映画や漫画を...
八歳の時に前世を思い出したララティーナ。前世の私は英雄の騎士様と共に最期を迎えた薬師だった。 ララティーナは、田舎の伯爵令嬢として生まれ変わっていたのだ。 戦乱に巻き込まれた過酷な前世に比べ、今世の私は家族に愛され、なんて幸せなんだろう。 気付けば涙がこぼれ落ちる。……『騎...
リリアラとプリシラ――伯爵家の姉妹の運命を変えたのは髪の色。 黒髪の地味な姉のプリシアと金髪で美しい妹のリリアナ。 両親の溺愛を受けた妹のリリアラは、姉プリシアの愛する婚約者を寝取ってしまう。 けれど奪ったはずのアンドリューから、改めての初夜に告げられたのは、当然すぎる断罪...
伯爵令嬢であるプリシアは、侯爵令息のクロードに片思いしている。 美形な彼は学園中の憧れの的。 恋愛結婚を望んでいる彼には婚約者はいないものの、プリシアは中々距離を縮めきれずにいた。 そんなある日、彼の親戚のジェニーが学園に編入してきた。 彼女はよく言えば天真爛漫、悪く言えば...
あのモブ、転生者だなぁ。そう気付いたときはもう遅かった。 前世を思い出し、この世界が乙女ゲームだと知った侯爵令嬢スティーナ。 王子のトールヴァルド殿下の婚約者なんだから、私、悪役令嬢の役目だわ。 けど、真ヒロインが転入してくる前に、モブの「公爵令嬢」が攻略キャラに好き放題迫...
聖女である姉のオマケとして生きてきた令嬢クラリッサ。 彼女は周囲から白い目で見られても、姉のそばに寄り添いつづけた。 お姉さまには私が必要だから―― しかし、クラリッサは姉に捨てられ、政略結婚として魔獣が出る危険な国へと勝手に嫁がされてしまう。 お姉様にとって、私はお荷物だ...
エメンタール家には3人の息子と1人の娘がいた。 しかし娘は生後すぐに誘拐されてしまった。 悲しんだ夫婦は母を失った幼児スピカを養女として引き取る。 そして養女である彼女を本当の娘、妹のように可愛がって育てた。 ある日スピカは国の平和が「結界の乙女」と呼ばれる女性たちに守られ...
領地の隣に魔王級ダンジョンが出現。辺境伯令嬢ハンナは神に祈ることしかできなかった。 そこに最強の勇者ライアスが討伐に来てくれてひと安心……のはずが、深夜、血まみれの勇者がクローゼットから転がり出てくる! 彼の「セーブポイント」能力の復活地点が、なんと彼女の部屋のクローゼット...
魔女との契約婚を破棄したらどうなるか。あなたはご存知かしら? 義父である伯爵の葬儀当日。名目上の夫から離婚届を突きつけられた魔女シルヴィア。 契約婚が解除されれば、呪いは全部あなた自身に帰っていくだけなのに。 辺境都市で新しい生活を始めたシルヴィアだが、聖騎士クロードと再び...
「俺の妻になれ」「嫌ですけど」 王太子殿下の求婚を脊髄反射でお断りした私、伯爵令嬢のナディージュ・シャリエ。 不敬罪もなんのその、留学先で恋に落ちた「壁様」ことマウアー様を夫に選んで、幸せになりますね。 思春期男子特有の、素直に好きと言えない俺様拗らせ王子より、私は寄り添っ...
虐げられて育ったエレノーラは、今は健気で前向きでいつも笑顔な公爵夫人。 優男風で一途なユーシス公爵との間には十歳の息子もいて傍から見れば順風満帆。 ――けれど、彼女には十二年間夫に隠していた感情があった。 息子の一言をきっかけに本音を吐露したエレノーラ。夫婦喧嘩の末、彼女は...
私、ブリジットは魔王の遺物とも言われる赤い“魔眼”を持って生まれてきた――その異能は人の心を読めること。 実の両親から貴族に売られ、形ばかりの侯爵令嬢として、学園卒業後も国の諜報員として働く運命だったのに……。 罰ゲームで始まったアルセーヌの“嘘告”が、魔眼持ちの私の未来を...
辺境伯家の末娘アティ(10歳)は森で焼肉中に、権力争いから逃げてきた王子アレックスと遭遇する。 弱気な彼をアティは容赦なく叱責! 「お前はまず戦うべきだったんです!」 心身ともに強くなりたいと願うアレックスに応え、 アティは鬼軍曹となって新兵訓練(ごっこ)に参加させることに...
なんのチート能力もないと思っていた転生幼女の私マリアは――実は聖女! お兄ちゃんたちにあげた手づくりの栞が、なんとチートな聖具グッズに。 聖女として王都に連れていかれたピンチな幼女を助けてくれたのは勇者の末裔・バルト様。 聖剣(正体はワンちゃん)を捧げられ、八歳にして仮婚約...
ウィロウはオシャレが大好きな伯爵令嬢。けれど、お気に入りのものをすぐに捨ててしまう。いとこのエミュリアが真似してくるためだ。 先に購入したのは彼女でも、周囲から褒められるのはエミュリアだけ。エミュリアの真似をしていると思われたくなくて、ウィロウは今日もゴミ捨て場へ向かう。 ...
伯爵令嬢エミリアは王太子妃候補として美しさも賢さもすべてを備えていた。努力に努力を重ねた結果。 しかし、妹を憎む姉のデリアの策略によって、十六の誕生日、その体が入れ替わる。 醜い姉と体を入れ替えられてしまった妹は、悲嘆に暮れて……いなかった。 だって、飛び抜けた美しさとか、...
子爵家から求められて婚姻したはずのクレールだったが、悪癖を拗らせた夫ジュリアンによって悪妻と評判になってしまう。 ジュリアンを重用する王太子と側近、それから二人の王女たち。 ある日、王太子から与えられた離縁状をきっかけに、悪妻クレールが動き出す。 誰も知らない悪妻によって、...
その日、空から聖女が落ちてきた――王太子とその婚約者、公爵令嬢セレスティナの目の前で。 この国では聖女が現れたら、そばにいた王族が聖女と結婚し、保護をするという「聖女規定」が存在する。 「聖女様を早く王太子妃の部屋に!」セレスティアは王太子妃という未来を即座に捨てた。 才女...
あまりの美貌と多忙で、女嫌いを拗らせている王太子補佐シリウスは、甥の爵位継承の事情で結婚することに。 初夜、妻として迎えたサフィニアに「子供は作らない」といきなり白い結婚宣言をするが、 純粋無垢でおとなしい妻の望みは、ただひとつ――孤児院から女の子の養子を迎えることだった。...
さて、石化した私(この子の女師匠)に、意識があることを解呪されたらどう伝えるか? 愛弟子のルイス(10歳)を守って、コカトリモドキの石化を受けた私 石像になってしまったが、まあ、何もしなくても15年でこれは勝手に解ける。 石化が解ければ、今の歳、22歳の状態で、また愛弟子(...
王太子の婚約者候補に選ばれた伯爵令嬢エレナ・ワトーは、届いた夜会の招待状を見てついに初恋に終わりを告げる日がきたのだと理解した。 本当は分かっていた。選ばれるのは自分ではないことくらい。エレナだって知っていた。それでも努力することをやめられなかったのだ。 けれど、エレナは知...
王太子ロードリックは、幼い頃からの婚約者、公爵令嬢マーガレットを異母妹への毒殺未遂で断罪し、処刑した。 悪しき令嬢を排した後は、虐げられていた異母妹リリアナを王太子妃として迎える未来が待っているはずが……。 マーガレットの遺品である日記を読むうちに……隠された《真実》へとた...
公爵家の次女として生まれたミュリエラは、三歳のとき森で迷子になり、十歳まで“傭兵団のちび姫”として生きてきた。 発見され、親元に戻ったミュリエラを待っていたのは、王太子から姉へのプレゼントすら奪い取るという不名誉な立場。 家では一方的に物を与えられるも、学院では陰口を叩かれ...
私、乙女ゲームの世界に転生してた!? 三日間寝込み、生死の境を彷徨った末、前世の記憶を取り戻したエレオノーラ。 そして知った衝撃の事実! バカバカ。私のバカ。もう、エンディングが終わって五年も経ってるじゃん! ゲームの中でのエレオノーラは、攻略対象の一人、宰相の嫡男アレクセ...
優れた魔術師だった母の命と引き換えに産まれたリンドは侯爵家の家族から憎まれ、16年間虐げられてきた。 しかし、成人の儀――亡き母の最期の魔術が発動し、すべての事情が、秘密が明らかにされる。 『嗚呼、リンド……私は貴女が《家族に愛された分》だけこの世に留まれるの……』 一瞬た...
貴族令嬢が加護花を持って生まれてくるブルーメ王国。ド田舎の伯爵令嬢シルヴィアの加護花は――朝顔だった。 昼を過ぎると、眠たくしおしおになってしまう朝顔令嬢が、夜の王宮舞踏会で出会ったのは氷の宰相ヴェイル。 睡魔に負けて思いきり踏んづけ、抱き枕として巻きついてしまった美貌の氷...
魔女のありがた迷惑な祝福でうさぎにされてしまったルーシー。拾ってくれたのは田舎地域の代官である無骨な青年ヒューゴ。 凛々しく無表情なヒューゴだが、大の動物好きで――うさぎのルーシーを膝の上に乗せて離さない! 無類のうさぎ溺愛生活が今始まる!――そして、女の子の姿に戻っても、...
尽くしすぎメイド × 不器用な騎士様 騎士団で働くメイドのステラは、酔っ払いに絡まれていたころを騎士隊長アッシュに助けられて一目惚れ。猛アピールの末に恋人同士になったものの、側から見ると「尽くしすぎ」状態。その一方的な関係に限界を感じ、別れを告げることに。 けれどそのひと月...
「5人の中から伴侶となる王を選んで下さい」 魔女として異世界に呼ばれた私、ハルに突きつけられたのは、 出会って数秒の男たちの中から国のため結婚相手を選べという無茶な要求。 そして、私が選んだのは6番目、牢に入れられ、人知れず虐待されていた可愛い年下の男の子メイ。 この子を立...
子爵令嬢アイラ・ガーデナーは18歳になった途端、親子ほども年の離れた伯爵に5番目の妻として嫁ぐことになった。 そして突然、アイラは前世の物語を思い出す。そうだ! この伯爵、処女好きの加虐趣味で、私は殺されちゃう名もなきモブキャラだ! 巨乳というたった一つの武器を頼りに、都合...
初めまして。私はクレイトン伯爵家のサマンサと申します。突然で申し訳ないのですが、私の純潔を散らしていただけませんか? いきなりの空間魔法で辺境伯ヘンリーの前に現れたブチギレ令嬢――彼女が暴走押しかけ婚するには、正しすぎる理由があった。 無関心な両親と自称病弱でわがままな妹。...
エルーシャは「出稼ぎ令嬢」。弟の学費を工面するため王宮でメイドとして働く地方出身の男爵令嬢。 節約のためお弁当持参で備品室でこっそり昼食をとっていたら、新任の騎士団長フランシスに見つかってしまった。 聞けば、フランシスもその美貌のせいで「優雅に軽食をとっていそう」というイメ...
「……それはつまり、わたくしを妻として愛することはないということですか?」 政略結婚で結ばれた公爵令嬢エマと無慈悲無感情な宰相筆頭補佐官グレイ。 そんなふたりの冷たき初夜に、夫は無情に言い放つ。 「おまえを愛することはない」とそんなニュアンスで聞こえた妻は思わずそう聞き返し...
これは、美しい刺繍ができる女性が尊敬される国の物語 伯爵令嬢シェリルは姉のアイリスに刺繍を横取りされていた。 それは長年バレることなく、姉はとうとう王子の婚約者になったが、 シェリルの落とした見事な刺繍のハンカチが騎士ヴィンセントに拾われたことから事態が動き出す。 美しい刺...
双方の祖父が決めた婚約者フェルナンから婚約破棄を提案されてしまったシャルリーヌは、 余命僅かなお互いの祖父を悲しませまいと一年だけ延長することを提案する。 家族の前で婚約者としてふるまい、手紙やプレゼントを送りあう二人、 別れが決まってからのほうがより恋人として心が近づいて...
王妃テリーサは「筋金入りのお飾り王妃」だ。暴君の前王からは白い結婚で冷遇されていた。 テリーサの護衛騎士として忠義を尽くしてくれたアルバートが新王となったことで生まれたわずかな期待も、残酷に裏切られる。 自分はもうお飾り王妃ですらいられないのだと悟り、国元に帰ろうとするテリ...
「おじいいちゃんって、国王陛下だったの!?」王国立庭園で仲良くなったチェス友のおじいちゃんが亡くなったと エマの下へ知らせに来たのは、おじいちゃんの護衛だと思っていたデメトリオと、王城からの使いだった。 メイド服姿でこっそり参加させられた遺言状開封の儀。そこでエマに渡された...
「私の人生にあなたは必要ありません」そう、私、セシリアは不実な婚約を破棄して、思うように生きようと思います! 誇りを持って務めてきた王城でのメイド仕事。これから、私は平民の身でありながら王城侍女への道を目指します! 青空のような瞳をしたバルドさん、推しの侍女を目指すキャサリ...
「君を愛することはない」 幾度となく使われた常套句が、型通りのクッキーのように旦那様の口から吐き出される。 旦那様、そんなに「ざまぁ」がよろしくて? わたくし、フィオレッラはすでにあなたのことを見限っていてよ。 初夜で言われた、浅慮で向こう見ずな発言によって、見事に転がり落...
無実の罪で国外追放され、森に捨てられてしまったアリアーヌの前に現れたのは、隣国の若き皇帝、レオンスだった。 「お前を、私の妃にする」 お持ち帰りされたアリアーヌに待っていたのは―― 家族として大事にしてくれる侍女や従妹たちとの日々、 レオンスとの添い寝、甘い言葉、とろけるよ...
「婚約破棄って何よ!」実家にまで理不尽な請求をされた商人の娘メリッサは、腹いせに婚約指輪を森の中の泉に投げ捨てた。 「泉にーーゴミをーー捨てるなーーッ!」――すると、泉の神様(女神にあらず)が現れて……。 泉の神様をアプシュクーデルで餌付け! 神様の加護を宿した組紐の販売で...
ここって『楽園の箱庭』通称ラクハコの世界だ! 道具屋のモブ店員リズとして転生したことに気づいた私。 ヒロインの聖女エレンの髪飾りを見て、推しの魔術士ヴィルーシュの死亡エンドが近いことまで知ってしまう。 正ヒロインとグッドエンドを迎えない限り、長生きできないタイプの推しを助け...
強欲の毒蛇、策略の魔女、アマルテの傾国。そう呼ばれるイヴ・アストリッドは生粋の悪女だった。 そして自分が18歳の時、処刑される最期を知っていた。前世の記憶が、悪虐の限りを尽くした悪役令嬢の運命を教えてくれたのだ。 両親の非道ぶりを知るイヴは処刑の回避など求めなかった。絶望し...
王太子の婚約者である公爵令嬢サフィラは、ある日突然声が出なくなった。原因も分からず三カ月が経ってしまう。 「奇病令嬢」と蔑まれ、王太子は他の令嬢と懇意にしはじめ……どうすることもできない彼女の心の拠り所は、 図書館の机に書かれた誰からとも分からない聖典になぞらえたメッセージ...
夜会の最中、アイレットは、婚約したばかりの婚約者(重複表現)の不貞現場を目撃してしまった。 ショックのあまりあてもなく走り出した令嬢は、新任の騎士団長ルパートにぶつかり、不審者扱いされてしまい……。 最悪な出会いをした二人が惹かれ合い、そして盛大にすれ違う、プロポーズお断り...
今夜の夜会で殺す。公爵令嬢ルクレチア・スカーレットは決意した。 婚約者が浮気した。それ自体は別にいい。問題は――浮気をしながら私を散々馬鹿にしていたということ。 プライドと殺意高めな公爵令嬢は何よりも尊厳を汚されるのが我慢ならない。なので、とりあえず、婚約者を殺します! 売...
愛猫に頭突きされ前世を思い出したマリアンジェ――私、小説『愛こそすべて』の世界に転生している! それも悪役令嬢の母として! 悪役令嬢の母(予定)を回避すべく、マリアンジュはプリンの魔力で精霊たちと契約し、「精霊の愛し子」として奮戦する。 すべては今と未来の家族を守るため! ...
妹は領民たちからも慕われる天真爛漫な、救済の天使――私は無慈悲無表情な嫌われ令嬢。 母亡き後、領地経営のため身を粉にして働いてきたルシェルの報われない人生は――色づいた。 十年前からルシェルを人知れず見守ってきた伯爵令息ユーリ様からの婚約の申し込み。 どんなに愛らしく、どん...
治癒魔術師として働くエルナは、魔力補充のために夜な夜な男を漁っていた。 とある夜、騎士団長のイザークをそうと知らずに誘ってしまう。 おいしくいただいた翌日、何を思ったのか、自分が魔力補充の相手になると宣言したイザーク。 重傷を負い片足を失った彼を治療したのが自分らしく、なに...
あいつが俺の傍にいるには当たり前のことなんだ。幼馴染の騎士モーリスから蔑ろにされてきたリディアーヌ。 廊下で聞いてしまった彼の本心に、皇宮の侍女は決心する。当たり前を変えなければ。彼から離れなければ、私は変われない。 周囲が思う当たり前に逆らって、リディアーヌが同じ皇宮仕え...
公爵令嬢マリッサのあだ名は――『なまけ者令嬢』。生まれつき魔力はほとんどなく、いつも体が重くて気づけば居眠り。 学園に通っても学力もマナーもなにも身につかず、マリッサをかわいがってくれる双子の留学生以外、友達もなし。 ないない尽くしのなまけ者令嬢は婚約破棄され、祖国を追われ...
初恋の婚約者エルウィンは公爵家の跡継ぎに、そして今や王太子とその婚約者の“忠犬”に……。 顧みられないわたしは――「そうだわ、婚約破棄しましょう」――長年の夢も約束も全部手放して自分の人生を取り戻したい。 夢を追い隣国に出たシャーロットを待っていたのは、気難しげな若き薬師の...
ヴィオラ(17)は我慢の限界を迎えていた。婚約者が顔合わせの日からずっと、デートに妹同伴で現れるのだ。 さすがにキレかけたヴィオラだったが、閃いた。そう、わたしも婚約者の真似をすればいいのだと。 「お義姉様……」と自分を慕うかわいいアリスを連れてデートへ向かう! あなたの真...
王国魔術団研究課で働くメローラは、結婚適齢期も終盤の24才。元彼と別れ、家を買い、二匹の猫と自由気ままな一人暮らしを満喫していたが……。 上司に文官雑務係として働く大人しい年下の青年・アーノルドを紹介され、不憫で真面目な彼に心惹かれて、結婚することに。 結果、思った以上の快...
とある乙女ゲームのヒロインに転生してしまったことに気付いてしまったアリス。 私、誰も攻略するつもりありませんから! 目立つピンク髪を染め、変装し、平民として勉学に励む日々。 ピンク髪をした転生少女が攻略対象者たちにヒロインもどきに迫っては撃沈する場面を強制的に目撃するように...
――処女なんて、一体誰に捧げればいいの? 一輪の白百合を片手に夜の都を彷徨うナタリア。 どんな相手とでも一夜の契りが許される恋の女神の祭りの夜。けれどナタリアが訪ねてしまうのは婚約者の元。 騎士団長で貴族院議員の伯父が選んでくれた婚約者ヴィートは、人気剣闘士上がりの副騎士団...
お前を愛することはない……というお約束な言葉とともに、愛人、メイドから虐げられ、居場所のない令嬢アイリス。 実家からも愛されない、結婚後も愛されない、お金もない、チートスキルもない――ないない尽くしの私。 あるのは前世で漫画家だったというこの腕だけ。今日もスケッチブックに騎...
前世が陰キャ腐女子という公爵令嬢リディア。生まれ変わっても性格変わらず。社交界での呼び名は「沼の魔女」。 コミュ症のリディアは、ついに社交界と王国、そして幼なじみの理解者(婚約者)アルベルトまで捨て、魔法留学することに。 そして、魔法学校にて才能開化、水魔法、毒魔法を究めて...
愛らしい公爵令嬢レベッカの口癖は「うっわ、めんどくさい」。 そんな令嬢あるまじきレベッカの婚約が調った。お相手は第二王子のエリック殿下。 だが、この婚約には「幼なじみ」という敵がいた――なにかと絡んでくる王太子の婚約令嬢イザベラ。 さらに、王太子のハリス殿下までわたしたちの...
「結婚することになりました。二週間後、仕事を辞め、実家に戻ります」 王宮メイドのサラがそう告げた瞬間、恋人の騎士ジスランの表情が――静かに憤る。 どうして? 彼は私を傷つけるためにわざとお付き合いしているのではなかったの? 裏庭の立ち聞きから、ジスランが本気で私に恋している...
エリナは十年間連れ添った夫に先立たれた、元気いっぱいの、たくまし系若未亡人(28)。 前妻と離別した美貌の宰相様とお見合いをすることになったが、女嫌いで有名なクリス様は興味がなさそう。 残念! まあ、仕方ないか! せっかくだからお菓子をいっぱい食べて美貌の宰相様とのお話を楽...
悲劇の聖女ステラに転生した『私』。そして私の目の前には推しの聖騎士ヴァレンスが……ああ、尊い! オタクの義務として、推しの聖騎士をくもらせたい! と原作アニメそのままの展開を持っていこうとするが…… 推しの聖騎士が邪魔をする! 私はあなたに刺されて死ぬはずなのに! 主人公登...
癒しの聖女ルアンヌ(23)は、隣国との戦争で過酷な労働を強いられていた。 力尽き、ついに聖女は敵国の騎士団総長クロード(28)に捕虜として捕らえられる。 しかし待っていたのは、悠々自適で初めて人間らしく扱われる捕虜生活。 憧れていた読書を楽しみ、騎士団総長と過ごす穏やかなテ...
努力して完璧な淑女と呼ばれるようになった伯爵令嬢ロドリーナ。 けれど一方的な婚約破棄が彼女の評判と世界を変える。 街の酒場で口にしたヤケ酒が、本当に幸せな出会いを呼び込んでくれるまで。 一夜の過ちを共にした、顔だけがいい男爵家三男レイモンド――彼は、実はスパダリでした。 気...
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気持ち悪い。そう内心で悪態をついているのは、私、帝国皇妃アンリローゼ。 今現在、私は皇帝陛下から断罪を言い渡されていた。他の貴族に降嫁しろというのだ。 それどころではない。この気持ち悪さは、まさかの妊娠! バレたら離縁どころか再び皇妃になれと言われそう。 さらに降嫁先は、私...
侯爵家四女マリアンヌは22歳の行き遅れ。すっかり結婚は諦めていたら、地方貴族ルーズモド様から縁談が! 次期伯爵の元へとんとん拍子で嫁入りし、豊かな港町、バンクエイム領で盛大な歓迎を受けるマリアンヌ。 交易計画、運河開発――自らの才能も発揮して幸せな新婚生活を送るのだが、実は...
許さない。決して許さない。私に冤罪をかけ、家族もろとも、死に追いやろうとした第二王子アルフレッド。 サージェントの名に誓って、私はお前たちを許さない――。 侯爵令嬢であるベアトリス有責での婚約破棄を目論むアルフレッドと側近たちは、盗難の罪を捏造するためベアトリスの荷に王家の...
九歳のとき前世を思い出した男爵令嬢ミアは、つれない態度の婚約者ラファエルに取引を申し出た。 「あなたに好きな人ができたら、すぐに婚約を破棄します。だからそれまで、友達になりませんか?」 それは前世持ちの転生令嬢にとっては、家族に恵まれなかった子爵令息への、いわば母性愛。 け...
伯爵夫人のドロシーは、夫と義妹にいつもいない者として扱われ、虐げられていた。 結婚したといっても、一度も夫とは閨を共にしていない白い結婚状態。 結婚こそ幸せだと教えられてきたのに……幸せを見失ったドロシーに、友人のフレデリカが皇妃の傍勤めを勧めてくれた。 人生の再スタート。...
聖女であったわたし、テレサは――出兵する彼、ラルフと結婚の約束をした。 必ず帰ってくると約束して戦に出たラルフ。けれど長い時が過ぎても彼は帰ってこない。 身の回りの世話をしてくれる、もう一人の幼なじみ、皮肉屋の神官セオドアとともにわたしはずっと待っている。 なぜなら、彼は生...
被虐体質が開花した子爵令嬢オリビアは、自ら無実の断罪劇を受け入れるという大失態を犯してしまう。 学園にも王都にもいられなくなったオリビアは、半獣の民である防衛隊長ライムングの元へ嫁入りすることに。 獣人の血を引く大きな体に強靭な筋肉、紳士的で愛情深い彼に一目で心惹かれるもの...
私はフェルナーデ=リビル=アイアンテル公爵令嬢。私の父は紛うことなき、ヤンデレ、である。 一人娘たる私だけでなく、攫われ婚した母はもちろん、国中が知っている。なんなら伯父の国王陛下のお墨付きである。 そんな病んでる父のせいで社交界でぼっちになっても、壁の花になっても、ヤンデ...
貧男爵家育ちのリュシエンヌは、その美貌からいつかはどこかの貴族の後妻か妾になるものだと思っていた――。 そこに舞い込んだのは婚約破棄によって伯爵家を追われ、多額の賠償金を背負わされたうえに現在社交界で冷遇されている子爵との婚姻。 ウェディングドレスもなく誓約書にサインするだ...
不実な男との婚約を破棄したばかりの傷物令嬢メアリー・シーウェル。次の婚約者は『サイコパス令息』と呼ばれる美青年。 侯爵家の長男ながら後も継げず、近衛騎士をしているジェフリーは、噂通り、自分本位な人物なのか? これは、無表情で口数の少ない『サイコパス令息』と、同じく無表情で口...
かつて大規模魔獣発生に見舞われたマロード辺境伯領。王家への救援要請は無視され、辺境伯家だけで戦い続けた日々。 辺境伯家令嬢マリーは絶望的な戦いをみんなと挑み、みんなを守りきったのだ。転生者として誰より優れた魔法を持っていたおかげで。 そんな経緯もあり、変な注目を浴びるなか、...
婚約破棄ではなく側妃になってほしい――さらに、その才で私と王国を支えてほしいと。 王家に嫁ぐ運命を受け入れ、研鑽に研鑽を積んできた公爵令嬢グレイシア。けれど婚約者の王子に恋はできなかった。 それでも王妃として正妃として、王子に添い遂げようと思っていたのに……あまりにも酷い申...
公爵令嬢オリビアは、自分にできる一番の笑顔を婚約者ジェイムズに見せた。そして告げる、彼女からの婚約破棄。 私はあなたと結婚できません。あなたの次の婚約者は、あなたの幼馴染、あなたの最愛の人。好きな人が幸せであることが一番幸せなのだから。 「これからですか? お伝えし忘れてお...
王命によって、婚約解消させられたうえ、好きでもない男と結婚させられたわたし、侯爵令嬢ローズマリア。 お相手は没落寸前のオベット公爵。見目麗しい公爵は、初夜、愛人連れで寝室にやって来て「君を愛することない」と宣言して去っていく。 嫁いだ相手には「永遠に愛する人」がいました。…...
妖精の姿が見えるだけ。特に助けてもらえるわけでもない。シャルロッテのそばを、妖精はただ蝶々の如く飛んでるだけ。止まってるだけ……。 そんな妖精の愛し子でもなんでもない男爵令嬢シャルロッテは、騙されて結婚することに。 相手は侯爵令息メイナード。愛する平民との間にできた子を貴族...
田舎町から王都にやってきたミリアンとオード。生活に余裕ができたら結婚しようと言っていたのに、もう九年。 そして、ミリアンはオードに急に別れを切り出される。どうやら若い彼女ができたらしい。 もう若くはないのに。悩んでいたミリアンだったが、案外ひとりの方が楽しいことに気がついて...
幼い頃からの婚約者相手に不義理をやらかしたお王子さまは廃嫡されて塔の最上階に幽閉中。 そこにせっせと通うのは世話係で下っ端メイドのビアンカだった。 「まだ、生きてらっしゃいますかー!」「今日もびっくりするくらい不敬だな!」 実はこのビアンカ、ちょっと特別な力があってその人の...
ダヴィデの父、カプア伯爵が不肖の息子のために縁談をまとめてきた。世に言う政略結婚。相手は社交界でも有名な悪女であった。 人気レストランを独力で経営する美青年貴族(本来婚活市場の優良物件のはず)には、恋愛がわからない。 悪女! 淫乱! 毒婦! と評判の子爵令嬢マルガリータ・リ...
ある日、前世の記憶が戻りました。そして気付いてしまったのです――私が我慢する必要ありますか? 元五十二歳の日本人主婦だった私は、なんと十八歳の不幸な結婚をした侯爵嫡男夫人に生まれ変わっていたのです。 夫は平民娘との真実の愛とやらにうつつを抜かし、侍女頭はじめ使用人一同も私を...
「あたしは、殿下の妃は目指さないぞ、それより魔法が好きなんだ」 5歳で我が家に迎えた可愛いうちの子、ロティ。孤児院に入れられていた遠縁の娘は、超絶魔力の持ち主で。 ブライアン第一王子と同い年という思惑抜きで、本当に賢く(?)可愛い(!)私のロティ。 伯爵夫人のジェニファーは...
私、騎士令嬢カトリーナ・スカイの婚約者は、魔法の天才ながら――傲慢で最低。 五年も耐えた私は家を捨て、ムカつく婚約者に意趣返しで婚約解消の書類とスキャンダルの種だけを残して隣国へ。 そこで平民の冒険者にして、本物の天才魔法使い・トランスと出会い、パートナーを組むことに。 彼...
「お前を愛することはない、期待するな」新婚初夜――私、コルネリアは夫のロルフにここまで言われました。 私、我慢をしません。言いたいこと、バンバンぶちまけます。そしたら、なんで泣くかなあ、泣きたいのは私だよ。 そのくせ、私が、実は幼い頃出会った「初恋の精霊姫」だと知ったらめち...
エドナ・ワインバークは大変可憐な令嬢である。ふわふわ金髪にピンクがかった瞳。 ぽやんとした印象を与え、家族からも誰からも溺愛される辺境伯令嬢。そんな彼女が婚約できないわけがない。 そう、ちょうどいい大きさの巨大岩石が目につけば、ひょい持ち上げてみせることさえしなければ。 武...
「これで、満足しましたか?」感情のない笑顔で私は共に戦った王子たちに問い掛ける。 聖女として異世界転移させられた私は――魔王討伐後の帰還を信じて、たくさんの想いを呑み込んできたのに。 「すまぬ、召喚術はあっても帰還術はないのだ」元の世界に帰してくれるというのは嘘だった。 裏...
私はこの道を進んだことを後悔しない。たとえ時間が巻き戻り、同じ選択肢を突きつけられたとしても。 公爵令嬢アンジェリーナへ、第一王子レオンハルトが告げる婚約破棄。彼の隣には男爵令嬢メルクが……。 彼女には前世の記憶があり、この世界は乙女ゲーム『花咲く頃に明ける夜』の舞台だった...
「君の視線が俺以外に向けられるのは、耐えられそうもない……俺だけを見てくれ」「ぴぃ……!?」 リリスはシスコンな兄、白薔薇の騎士団長ブライアンの要望で、応援のサクラをしていただけなのに……。 ブライアンのライバル黒薔薇の騎士団長、憧れのオニキス様から熱烈に口説かれることに!...
ドレスも靴も婚約の話も、全部、妹に奪われてしまう公爵家長女アデル。 両親から虐げられる彼女を助けてくれたのは、黒髪麗しい謎の令嬢ディアンヌ。 ディアンヌにドレスを着せられて参加できなかったデビュタントの夜会へ。 初めてできた親友に心癒され、アデルはディアンヌのためならなんで...
「エリーゼ・アルナス。三日後の卒業パーティーでお前のエスコートはできない」ええええっ! 婚約者の王国第一王子から婚約破棄を予告された子爵令嬢エリーゼ。このままだとゲーム通りの断罪エンド!? 母の祖国を守るため頑張ってきたのに……絶望するエリーゼを助けに、義妹溺愛のお義兄様レ...
「ごきげんよう。このたび、あなたの正妃として嫁いできましたモルディア国王女ヴィオレーヌと申します」 一度目の人生では、夫のルーファスに殺された私。しかし、人生やり直しが叶った今はそうはいかない。 剣を突きつけ笑顔で告げる――死に戻って手に入れた絶大な魔力によって私は敵国の王...
卒業パーティーの断罪劇直前、最悪のタイミングで前世の記憶を取り戻したポンコツぼっち悪役令嬢ベアトリス。 ヒロインをいじめるほどのコミュ力は私にはない! と訴えても無駄なので、たまたま出くわした盗賊団に誘拐してもらえるよう頼みました! 王城から隣国シャノワ帝国へと向かう盗賊団...
ここはある妖精の御伽噺が残るフィルズ王国。 地味、無表情、愛想なし……影の令嬢と呼ばれる子爵令嬢ディアンテ・アールトンは婚約者のフィリップとサムドラ公爵家から虐げられていた。 家族を守るために耐えていたが、卒業パーティーで婚約破棄を言い渡される。 その危機を、ずっと避け続け...
「えっ? どうして?」狂犬令嬢ことステイシーの元に来た、『婚約したい令息』ランキングナンバーワンからの婚約の打診。 恐れ多いので、とりあえず断ってみたら――再びの打診が訪れる。「なぜ二回も?」「そんなことわからん」 困惑するチーク子爵家をよそに、アルバート・セイバーヘーゲン...
ここは扇子言語がある世界――王太子が公爵令嬢へ婚約破棄を告げれば、私たち貴族令嬢は優しく微笑み華麗に扇子をぶん舞わす。 扇子の角度は左斜めに45度!中指まっすぐ! 〝てめえ、何言ってんだ!?〟 これが私たちの本音です。大丈夫。扇子言語はすべて許されますので。 な~んて他人事...
貧乏にも負ケズ婚約破棄にも負ケズ、自分の力で幸せを掴むお針子令嬢に、私はなりたい! イリスの運命を変えたのは、実家の没落、婚約破棄、そしてなにより――服作り! ずっとそばにいてくれた使用人の娘のために作ったキュロットが、町のみんなが注文してくれる服飾が、 第二王女ソーニャ殿...
「テレシア嬢、私はお前を愛することはないだろう」と婚約者であるランヴェルト様に言われ、 つい笑顏で「そうなの? 私もよ」と答えてしまいました。なぜなら彼は巷で噂の『氷の貴公子』様だったから。 美麗かつ冷淡なお顔で泣かせたご令嬢は数知れず、お付き合いしたご令嬢も数知れず、とか...
運命の333日目……白豹の伯爵令嬢ミューランは傲慢不遜な竜人王太子に裁きを下した。 ――あなたの『運命の番』の資格、解消しました。 罵り、嗤い、私を大切にしなかったあなたは、獣人の神から見捨てられ、力を失う。 ――それがあなたの報いだから。 国も捨てたミューランが出会ったの...
「この子がわたくしの妹? なんの冗談ですの」見すぼらしく汚い小娘を見下ろすエリン。 こんな異母妹、アヴァス侯爵家として認めることなんて、できませんわ! だから――! 「わたくし、あなたを、わたくしの妹らしく――最強に可愛く――して差し上げますわ」 そうしてアイリーンは立派な...