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おしっこマンタロウ
Hitokoto
おしっこマンタロウ さんのひとこと
"前半は"何も持たなかった若者が復讐に駆られるまで心が育ち、そして戦いに意味を見出す物語。ボトムズらしい雰囲気と世界観をしっかり感じさせつつ1本の復讐劇として綺麗に仕上がってる。後半(3巻以降)は…なんか…なんか違うけど…いやでもつまらないってわけでもないし…となる若干言葉を選ばされる変な作品。
設定、心理描写、文章、伏線と回収。現代人の精神性を持った少女がなんやかんやあって成り上がっていくという要素だけで言えば流行りのアレだが、内容はかなりかなりしっかりかっちりした内容。女性目線の恋愛モノがメインではあるが、丁寧に作られたファンタジー小説が読みたいなら是非オススメしたい作品。
三河の端っこの足軽からどんどんと成り上がっていく、かなり王道のサクセスストーリー。家康を筆頭に戦国時代を彩る数々の人物を、美化しすぎとはならない程度で魅力的に描いている。主人公が割と現代人的な感性をしているのだが、それはそうと義理人情も優先してしっかり働くので共感とあわせて尊敬もしやすい、主人公らしい人物に仕上がってる。ごく最近連載されていたのもあって歴史物としてはかなり読みやく入門用にもオススメ
架空の中国王朝を舞台にした物語。病弱美少年がなんやかんやあって一族郎党皆殺しにされて女装して後宮に逃げこんで四苦八苦しながら成長していく長編歴史小説。えぐい導入からキャッチーかつ王道な流れかと思いきや骨太な展開、細かくも説得力のある心理描写。展開の読めない、されど読ませる話づくり。 主人公の未熟さと聡明さの塩梅が嫌味にも単調にもならないようにかなり気を配っている。カジュアルに読めておすすめ。